コンクリートの熱膨張率

コンクリートの熱膨張率

コンクリートの常温での熱膨張率は単位温度変化に対する長さ変化率であり、線膨張係数とも呼ばれ約1×10-5/℃で鉄筋とほぼ同じになります。
(1mのコンクリートに10℃の温度変化があれば、0.1mm伸縮します。)

 

また、熱伝導率(W/(m.K)は1.6で、ALCや木材に比べると大きい値となります。
(値が大きくなればなるほど熱が伝わりやすい事になり、断熱という目的では不利になります。)

 

※熱伝導率(W/(m.K)は、温度差が1℃の時に1mの厚さの物質を1時間に流れる熱量を表します。

 

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水セメント比
水セメント比とは、コンクリートの作る時の水とセメントとの割合のことですが、この比率によりコンクリートの強度が決定されます。
骨材の密度と吸水率
通常は、乾燥密度2.5g/p3以上、吸水率3.0%(細骨材の場合3.5%)以下とされています。
コンクリートの比重
普通コンクリートと鉄筋コンクリートの比重は次のとおりとなります。

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