スラブ

スラブ

スラブ

・短辺方向の引張鉄筋を『主筋』といい、長辺方向にある引張鉄筋を『配力筋』といいます。
・配筋する際は、主筋の内側に配力筋を配筋しますが、どちらともD10以上を使用します。
・配筋の間隔については、スラブ中間部の主筋で20cm以下、配力筋で30cm以下、かつスラブ厚さの3倍以下とします。
・短辺及び長辺方向、各方向の全幅については、鉄筋全断面積はコンクリートの全断面積の0.2%とします。
・スラブの厚さは、短辺有効スパンの1/40以上かつ8cm以上とします。

 

スラブ関連ページ

構造の形式
構造の形式について、簡単に説明します。
梁の配筋
梁配筋の主筋はD13以上、2段配筋以下とし、全スパンにわたって複筋梁とします。
柱の配筋
フープ筋(帯筋)はD10以上の鉄筋を用い、柱の上下端で柱の径の2倍の範囲は、その間隔を10cm以下とし中間部では15cm以下とします。
耐震壁
一般に、せん断補強筋比が大きいほど粘りが強くなります。また、高さに対する部材のせいが大きくなるほど曲げ強さ、せん断強さが大きくなりますが、粘り強さは小さくなります。
エキスパンションジョイント
鉄筋コンクリート構造の場合、建築物の形状としては正方形または正方形に近い長方形の平面形が望ましく、複雑な平面や立面形状、平面的に長大な場合はエキスパンジョイントを設けて構造体どうしを分割して力を伝達しないよう切り離す事が望ましいです。

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