構造の形式
構造の形式
・ラーメン構造
柱や梁を接合し、これに荷重を負担させる形式で、最も多く採用されています。
・壁式構造
板状の壁と屋根スラブ、床スラブで一体的に構成された形式です。住宅などに多く採用されています。
・フラットスラブ
屋根スラブ、床スラブが梁を兼ねる形式です。
・シェル構造
薄い曲面状の板を用いた形式で、大スパンの建築物に採用されています。
構造の形式関連ページ
- 梁の配筋
- 梁配筋の主筋はD13以上、2段配筋以下とし、全スパンにわたって複筋梁とします。
- 柱の配筋
- フープ筋(帯筋)はD10以上の鉄筋を用い、柱の上下端で柱の径の2倍の範囲は、その間隔を10cm以下とし中間部では15cm以下とします。
- スラブ
- 配筋の間隔については、スラブ中間部の主筋で20cm以下、配力筋で30cm以下、かつスラブ厚さの3倍以下とします。
- 耐震壁
- 一般に、せん断補強筋比が大きいほど粘りが強くなります。また、高さに対する部材のせいが大きくなるほど曲げ強さ、せん断強さが大きくなりますが、粘り強さは小さくなります。
- エキスパンションジョイント
- 鉄筋コンクリート構造の場合、建築物の形状としては正方形または正方形に近い長方形の平面形が望ましく、複雑な平面や立面形状、平面的に長大な場合はエキスパンジョイントを設けて構造体どうしを分割して力を伝達しないよう切り離す事が望ましいです。