熱線吸収板ガラス
熱線吸収板ガラスは、熱線の吸収を高める為にガラスの原料に微量の鉄、ニッケル、コバルトなどの金属成分を加えて着色したものです。
太陽放射熱を、約30〜40%吸収することによって、冷暖房効果を高め省エネにつながります。さらにガラスが着色されることにより、直射日光を和らげ眩しさを抑えてくれます。また、昼間、室内側が暗い場合は可視光線の吸収で室内が見通しにくいためにプライバシーが守られ、室内からは自然のままに外を眺められます。
ただし、熱線吸収板ガラスは、熱の吸収によってガラス自体の温度が高くるため、透明のガラスよりは熱割れしやすくなるという短所があります。