水セメント比とは、コンクリートの作る時の水とセメントとの割合のことですが、この比率によりコンクリートの強度が決定されます。ちなみに、水セメント比が大きいとコンクリートの強度は低下し、逆に小さいと強度は高くなります。普通コンクリートの場合、65%以下と定められています。水セメント比は次式の計算で求めら...
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◇骨材の強度については、密度、吸水率によってある程度の判定が出来ます。通常は、乾燥密度2.5g/p3以上、吸水率3.0%(細骨材の場合3.5%)以下とされています。ただし、一部の地方では、これを満足するものが入手できない場合があります。この場合は、乾燥密度2.4g/p3以上、吸水率4.0%以下なら、...
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コンクリートの常温での熱膨張率は単位温度変化に対する長さ変化率であり、線膨張係数とも呼ばれ約1×10-5/℃で鉄筋とほぼ同じになります。(1mのコンクリートに10℃の温度変化があれば、0.1mm伸縮します。)また、熱伝導率(W/(m.K)は1.6で、ALCや木材に比べると大きい値となります。(値が大...
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普通コンクリートと鉄筋コンクリートの比重は次のとおりとなります。◇普通コンクリート 2.3t/m3◇鉄筋コンクリート 2.4t/m3※軽量コンクリートの場合は1.3〜1.9t/m3となります。配合や骨材の比重 により、多少変わります。
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