骨材の密度と吸水率

骨材の密度と吸水率

◇骨材の強度については、密度、吸水率によってある程度の判定が出来ます。
通常は、乾燥密度2.5g/p3以上、吸水率3.0%(細骨材の場合3.5%)以下とされています。
ただし、一部の地方では、これを満足するものが入手できない場合があります。この場合は、乾燥密度2.4g/p3以上、吸水率4.0%以下なら、コンクリートとしての所要の性能が得られることを、試練りまたは信頼できる資料などで確認できれば使用してもよいことになっています。

 

◇石材の吸水率
普通の石材は、吸水率の少ないものほど堅硬で、密実で良質の骨材になると考えられます。
・大理石 0.05〜0.2%
・花崗岩 0.2〜0.6%
・石灰岩 0.2〜1.0%
・安山岩 1.0〜3.0%
・高炉スラグ砕石 2.3〜2.7%
・砂岩 2.0〜18.0%
・凝灰岩 8.0〜20.0%

 

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