コンクリートの熱膨張率
コンクリートの常温での熱膨張率は単位温度変化に対する長さ変化率であり、線膨張係数とも呼ばれ約1×10-5/℃で鉄筋とほぼ同じになります。
(1mのコンクリートに10℃の温度変化があれば、0.1mm伸縮します。)
また、熱伝導率(W/(m.K)は1.6で、ALCや木材に比べると大きい値となります。
(値が大きくなればなるほど熱が伝わりやすい事になり、断熱という目的では不利になります。)
※熱伝導率(W/(m.K)は、温度差が1℃の時に1mの厚さの物質を1時間に流れる熱量を表します。