液状化
液状化とは、東日本大震災で大規模な被害を受けたように、水で飽和した砂が振動、衝撃などによって間隙水圧の上昇によりせん断抵抗を失い、砂粒子が水に浮いたように泥水化する現象です。その結果、地上の建物や道路などが沈下したり傾いたりするだけでなく、地中の埋設物が浮き上がる恐れがあり、ライフラインの被害が懸念されます。
◇液状化しやすい地盤
1. 緩い地盤(N値が20以下で、土の粒子の大きさが0.03mm〜0.5mmの砂地盤)
2. 埋め立て地
3. 地下水位が浅い地域
4. 震度5以上で大きな地震
特に、1.3.4の要素が重なると液状化現象が発生します。
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