レベル測量
レベル測量とは水準測量ともいいます。測量方法は、レベルを用いてその視線により水平面を作りスタッフ(標尺)で各測点と水平面の高低差を比較し、各測点の高さを測量します。
水準測量の出発点となる基準点はベンチマークと呼ばれ、BM と略されることが多いです。またレベルを設置し、ベンチマーク側のスタッフを視準することを前視、測量対象側のスタッフを視準することを後視と呼ばれています。
測量のポイント
スタッフはレベルとスタッフと自分が一直線上に来るようにし、鉛直に立てます。次にスタッフをレベルに向かって接地点を中心に前後にゆっくりと振り、最も値の小さくなるところが鉛直状態といえますのでその値を読み取ります。