GL工法
GL工法は、石膏ボードを石膏により直に張る工法で、コンクリート面の不陸直し、付け送りなどの下地処理及び下地の骨組みなしでボードを張りを行います。
下地の凸凹を計算に入れて仕上がりの墨出しを行う必要があります。仕上がり面までの寸法は、最低でボード厚 3o以上あれば良いといわれています。
◇標準仕上がり寸法
・9.5oボード − 20o
・12.5oボード − 25o
◇接着剤の間隔
施工箇所 |
接着剤の間隔 |
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ボード周辺部 | 150〜200 |
床上1.2m以下の部分 | 200〜250 |
床上1.2mを超える部分 | 250〜300 |
張付けの際の注意点
・ボードを壁に押し付け、定木で軽く叩き接着させながら仕上がり墨に合わせる。
・ジョイント部分、壁全体の不陸を確認しながら作業を行う。
・床面からの水分吸い上げを防止するために、くさび等を使い床面から10o程度浮かして貼り付ける。