型枠工事の注意点
型枠工事の注意点
1) 型枠は、足場及びその他の仮設物に緊結してはいけません。
2) スラブ、梁の型枠には、中央部分で1/300〜1/500程度のむくりをつけます。
3) コンクリート打設前には清掃し、十分に散水します。
(散水は、コンクリートの硬化に必要な水分を型枠が吸収しないために行います。)
4) 柱、壁の下部には掃除口を設けます。
5) 合板は、方向性(長さ方向、幅方向)による曲げヤング係数の低下を考慮します。
曲げヤング係数
曲げヤング係数は弾性係数ともいわれ、材料にかかる曲げの力と、その時の材料の歪みやたわみの関係を表す数値です。
数値が大きいほど曲げ強度が高いといわれています。